
競争優位を実現するファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略
フレッド・クロフォード, ライアン・マシューズ, 長澤あかね, 仲田由美子, and 星野佳路
イースト・プレス / 2013-09-30
この本について
仕事でも日常でも、「結局どこで差別化すればいいのか…」と迷うことがよくあります。商品もサービスも似たり寄ったりになっていく中で、自分の会社や担当するプロジェクトの“軸”をどこに置くべきなのか、私もずっと判断が揺れがちでした。 この本は、その混乱を少し整理してくれました。価格・サービス・アクセス・商品・経験価値という5つの要素に分けて、自分たちが今どのレベルで戦っているのか、どこを伸ばすべきなのかを言語化してくれます。たとえば、サービスを強みにしたいならテクノロジーだけでなく結局は人材が鍵になる、逆にアクセスで勝ちたいなら「さっと入ってさっと出られる」レベルからどこまで便利さを積み上げるのか、など現実的な判断基準が多いのがありがたいところでした。 また、ただ要素を揃えればいいわけではなく、どのポイントを標準でいくのか、どれを差別化するのか、どれを市場支配まで狙うのかという“選択と集中”の考え方が、意外と抜け落ちていた視点でした。コモディティ化が進む今、何を削り、何に力を入れるのかを決める作業そのものに向き合える本です。 自分のビジネスが「どこで勝つべきかわからない」と感じている人に、とくに刺さると思います。
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