
トヨタ公式 ダンドリの教科書
トヨタ自動車株式会社 業務品質改善部、佐々木 眞一
ダイヤモンド社 / 2016-11-25
この本について
仕事の段取りって、ある程度経験を積んだはずなのに、いまだに「この進め方で大丈夫だったかな…」と後から不安になったりしますよね。やり直しが発生したり、関係者との認識ズレが起きたり、前回の失敗をまた繰り返してしまったり。自分もよくあります。経験がある分、つい自己流で走り出してしまうんですよね。 この本が刺さるのは、そんな“なんとなくの段取り”をやめて、仕事の質を安定させるための考え方がとても実践的にまとまっているところです。特に大きかったのは、まずアウトプットを具体的に思い描き、関係者とすり合わせるという姿勢。頭ではわかっていても、実際には「共有できてるはず」と思い込んでしまいがちな部分を、丁寧に書き出して確認するだけで手戻りが一気に減る感覚があります。 また、前回からの“変化点”を洗い出し、それに合わせて手順を修正するという考え方も強いです。ミスって、変化に気づけていない時に起きるんですよね。経験があるターンほど油断してしまうので、ここは個人的に刺さりました。さらに、会議室予約の例にもあるように、「自分が実際に動けるレベルまで手順を分解する」ことで、やり直しを少なくしていく姿勢も現実的で、ホワイトカラーでも普通に使えます。 段取りを“きれいに整える”というより、「後工程にとって質の高い仕事をするとはどういうことか」を地に足つけて考えたい人にはぴったりの本です。経験者ほど、かえって思い込みを捨てる機会になると思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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