ヨムナビ
英語と日本軍 知られざる外国語教育史 NHKブックス

英語と日本軍 知られざる外国語教育史 NHKブックス

江利川 春雄

NHK出版 / 2016-03-25

累計読者数9
平均ハイライト数 5件/人
推定読了時間 約3時間55分
star総合評価 47/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 43%

この本について

仕事でも海外ニュースでも、相手の意図を取り違えてしまうことがあって、「結局、言語ってどこまで影響してるんだろう」と考え込むことがあります。勉強量の問題なのか、そもそもの“構え方”なのか、自分でもよく分からないまま手を動かしている感じです。 この本を読むと、言語を軽く扱った結果どれだけ判断がズレるのかが、歴史の具体例として示されます。たとえば日本軍が英語教育を縮減したままアメリカを正しく認識できずに突き進んだことや、一方でアメリカ軍は日本語教育に全振りして、母語話者を招いて少人数で徹底訓練していたこと。そこには「語学=実務に使える形で鍛える」という姿勢の差がはっきり出ています。読んでいて、自分が今どんな目的で言語を学ぼうとしているかを問い直されました。 もうひとつ刺さったのは、語学の不足が現地との意思疎通を妨げ、判断や行動を狭めてしまう場面の多さです。単なる学習論ではなく、環境づくりや組織の意思決定まで含めて“言葉をどう扱うか”が描かれていて、日常のコミュニケーションの詰まりにも思い当たるところが多いはずです。 歴史の話なのに、仕事で相手の意図を正しくつかみたい人や、語学を「なんとなく」勉強している自分に違和感がある人に、静かに効いてくる一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

陸海軍の学校では敗戦後まで英語教育が行なわれていた。目的はなんだったのか。どんな教科書や参考書が使われていたのか。幕末に始まった外国語教育は近代陸海軍創設からアジア・太平洋戦争に至るまで、皮肉にも日本の帝国主義の歩みを下支えしてきた。英語教育史研究の第一人者が、当時の生徒が使用した教科書や残された手記の分析、生存者への取材から、知られざる教育の実態に迫るとともに、それらが戦後に遺したものを明らかにする。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要