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トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲 (朝日新書)

トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲 (朝日新書)

エマニュエル・トッド、佐藤 優

株式会社朝日新聞出版 / 2016-12-26

累計読者数4
平均ハイライト数 10.3件/人
推定読了時間 約1時間46分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

アメリカ政治のニュースを見ていて、「なんでこんなことが起きるんだろう」と思いながらも、自分の中で腑に落ちないまま流してしまうことがあります。分断とかポピュリズムとか言われても、結局どこが本質なのかつかみにくいまま時間だけが過ぎる感じです。そんなモヤモヤに、この本はけっこうじわっと効いてきました。 読者の方が抜き出していた箇所を見ると、特に「誰の生活が変わり、誰が見えていなかったのか」という視点に強く反応しているように感じます。自由貿易で恩恵を受けてきたエリートと、競争に放り込まれた多くの白人労働者。高等教育を受けた人の党になった民主党。生活スタイルが違うだけで社会の現実に触れずに済んでしまう環境。こうした構造的なズレを、著者たちは淡々と、でも逃げずに説明してくれます。 読むと、「トランプ現象が好きか嫌いか」よりも前に、アメリカの民主主義そのものが抱えてきた歪みをどう捉えるかが大事なんだな、という地に足のついた視点が生まれます。白人の民主主義という言葉や、アメリカ内部で起きている死亡率の上昇など、ニュースだけでは拾えないデータが、分断の背景を生々しく示してくれます。著者同士の見解が完全に一致しているわけではないところも、かえって現実に近い感じがしました。 表面的な政治論争に疲れた人や、「アメリカの変化をもう少し地に足つけて理解したい」という人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

トランプ大統領誕生で世界は、日本はどう変わるか? 米・中・露の覇権は? 世界経済は好転するか、保護主義で恐慌に突入か? 日本は自主防衛できるか? 戦争のリスクは増大するか?──反グローバリズムの奔流と新しい世界秩序を最強論客が読み解く!
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