
地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために (ブルーバックス)
鎌田浩毅
講談社 / 2017-02-20
累計読者数7
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推定読了時間 約5時間13分
star総合評価 60/100
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この本について
ふとニュースで「〇〇万年前」と聞いても、実感が持てないまま流してしまうことってありませんか。自分もずっとそうで、地球の話はスケールが大きすぎて、日々の仕事や判断にどうつながるのか分からないままでした。でもこの本を読んでみると、地質の話って意外と“見えない前提”を整えてくれるんだと気づきました。 たとえば、山の上で貝の化石が見つかる理由を、昔の人がどう考え、どうやって「海底が持ちあがった」という発想にたどり着いたのか。その過程をたどるだけで、目の前の事象をそのまま信じ込まず、条件を一つずつ検証する姿勢が身につきます。また、示相化石や鍵層のように、「どこに生きた痕跡が残るのか」という視点は、仕事の中で情報を扱う時の重みづけにもつながりました。たまたま残っているものと、本質的に残りやすいものは違う、というあの感じです。 そして、科学の進展が“好奇心と観察の積み上げ”から生まれていることを知ると、遠回りに見える作業にも意味を感じやすくなります。地球規模の時間の流れを知ることで、焦りが少しやわらぐのも個人的にはありがたいところです。 自然科学に詳しくなくても、「今見えている世界の裏にある歴史を知りたい人」には静かに刺さる一冊だと思います。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
東日本大震災を境に、日本列島は「大地変動の時代」に入ってしまった! 複数のプレートがひしめく恐るべき地理的条件にあるこの国で生き延びるには、「地学」の知識が不可欠だ。しかし、高校での履修率は低く、多くの人の地学リテラシーは中学レベルで止まったままである。ご存じ「地学の伝道師」が、地学の「おもしろいところ」「ためになるところ」だけを一冊に詰め込んだ、すべての日本人に捧げるサバイバルのための地学入門。
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