
やせる味覚の作り方
小倉朋子
文響社 / 2017-03-01
この本について
食べることって、本来たのしいはずなのに、気づけば「なんとなく口に入れてた」「気分で甘いものを連発してしまう」みたいな後悔が積み重なること、ありますよね。僕もまさにそのタイプで、食べすぎた日は自己嫌悪がセットでした。でも、この本を読んでみて、やせる以前に“味わえていなかった”ことに気づかされました。 特に刺さったのは、食べる前のたった10秒で「本当に今食べたい?」と自分に聞くという話。これ、やってみると驚くほど無駄な一口が減ります。もうひとつは、五感を使って食べることで味覚の幅が広がるという視点。野菜をポリポリかじるだけで気持ちが軽くなるのは、自分でも実感しました。そして「まず炭酸水を飲む」という小さな工夫。ガマンじゃなくて、自然にブレーキがかかるあの感覚は新鮮でした。 この本のいいところは、「食べるものを制限する」というより、自分の“感じ方”を育てる方向に意識が向くことです。義務感で食べていた野菜が「意外と甘い」と思えたり、好物のとんかつで塩だけを試してみたり、自分の中の固定観念が少しずつほどけていきます。そうなると、特別なダイエットじゃなくても自然と量や選び方が変わってくるんですよね。 無理な食事制限に疲れてしまった人、食との距離感を整えたい人にとってはかなりしっくりくる一冊だと思います。食べ方そのものを見直すことで、自分への否定感まで薄れていく感じがありました。今までの「やせなきゃ」という圧からいったん離れたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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