
果つる底なき (講談社文庫)
池井戸潤
講談社 / 2026-01-15
累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 75%
この本について
仕事で判断に迷ったり、目の前の現実を直視できずに「これは自分の望む未来につながっているはずだ」と言い聞かせてしまうこと、けっこうありますよね。あと、人に優しくするほど自分だけ損をしているような感覚とか、「自分は組織に向いてないんじゃないか」という不安がふっと頭をよぎる瞬間もあると思います。僕もよくそこで立ち止まります。 『果つる底なき』を読むと、そういうモヤモヤが少し整理されます。たとえば、過去に向き合うことが逃避じゃなくて、むしろ“今の結果をつくった原因”を受け止める行為なんだ、と気づかされる場面があります。未来志向でいようとして空回りしているときほど、こういう視点が刺さるんですよね。それから、人に優しくすることと、ビジネスの駆け引きで鈍くなることのあいだにある複雑さも丁寧に描かれていて、「優しさの使いどころ」をあらためて考えさせられます。さらに、組織に合わない自分を責めてしまうタイプの人には、逆にそこに価値があるという言葉がじんわり響くはずです。 特に、「現実と理想のあいだで足が止まりがちな人」には静かに効く物語だと思います。派手な成長物語ではないのに、読み終えると、次にどう動くかを自分の言葉で決められるようになる一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
友のため、かつての恋人のため、伊木はただ一人、メガバンクの闇に立ち向かう。著者の原点となる江戸川乱歩賞受賞作。新装版で登場!
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要








