
風俗嬢の見えない孤立 (光文社新書)
角間 惇一郎
光文社 / 2017-04
累計読者数4
平均ハイライト数 11.8件/人
推定読了時間 約4時間32分
star総合評価 57/100
trending_up後半加速型
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この本について
生活や働き方の話をしていると、「支援って、結局どこまで届いているんだろう」とモヤッとすることがあります。制度やNPOの活動はきれいに見える一方で、当事者がそこにたどり着くまでの距離がやたら遠い。なんとなく感じていたそのギャップを、この本はかなり具体的に言語化してくれました。 特に刺さったのは、風俗の世界に人が集まる理由が「広告の強さ」という身も蓋もない事実だったこと。行政やNPOの支援が届かないのは能力や善意の問題ではなく、そもそも存在を知られていないから、という指摘は仕事に置き換えても痛いほど分かります。いいサービスをつくれば人が来る、と思い込みがちな自分への小さな反省にもなりました。また、課題は“入り口”ではなく“出口”にあるという視点は、キャリア論として読むとかなり実践的です。困っている本人が困っていると自覚するのは、退く瞬間だったり、相談をためらえない出来事が起きたときだったりする。そのタイミングのリアルさが、妙に腑に落ちました。 社会問題の本と身構える必要はなく、むしろ「支援や仕組みがなぜ届かないのか」を現実的に考えたい人ほど刺さる内容です。自分の仕事で“人に届く仕組み”をつくりたいときにも、静かに効いてきます。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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出版社による紹介
手取り40万でも、安心できない。日本の新たなサイレントマジョリティー。「訪れる『40歳』の壁」「断たれるセカンドキャリア」「過熱する『貧困』報道の弊害」「誰にも知られたくないがゆえの『孤立』」「性風俗産業はセーフティネットか?」「なんともいえない『生きづらさ』」...etc.。のべ五〇〇〇人以上の風俗嬢と関わったからこそ見えてきた事実から、風俗業界の「現在」と風俗嬢の本当の悩み事を知り、「夜の世界」の課題とつながる、日本社会の課題を考える。
読んだ内容を、もう忘れない。
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