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日本の人事を科学する 因果推論に基づくデータ活用 (日本経済新聞出版)

日本の人事を科学する 因果推論に基づくデータ活用 (日本経済新聞出版)

大湾秀雄

日経BP / 2017-06-14

累計読者数6
平均ハイライト数 1.5件/人
推定読了時間 約4時間49分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
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この本について

人事の仕事をしていると、「昔からのやり方ではもう回らないよな…」と感じる場面が増えます。多様化が叫ばれて久しいのに、現場ではまだ“同質な社員像”を前提にした育成や評価が残っていたり、データを見ても何をどう判断すればいいのか自信が持てなかったり。自分の感覚と組織の仕組みが噛み合わず、どこに手を入れるべきか見えにくいんですよね。 『日本の人事を科学する』は、そのモヤモヤに静かに光を当ててくれる本でした。たとえば女性の賃金格差について、表面的な数字では縮小が大きく見えても、学歴や勤続年数を調整すると話が変わるという指摘は、思い込みと実態のズレを丁寧にほどいてくれます。また、多面評価を昇進材料に使わない方針を明確にする、といった現実的な運用の線引きも、理想論ではなく「実際どうするか」を考えるときの足場になります。キャリアが多様化する時代に、従来型の一体感前提の人材開発が機能しなくなる理由も、データと因果関係の視点で説明されていて納得感がありました。 人事の制度や施策に、自分の経験だけでは判断しきれない違和感を抱えている人に特に刺さると思います。データを“正しく使う”感覚を取り戻したいとき、無理に改革を煽るのではなく、地に足のついた視点を提供してくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

◆働き方改革の実行や、女性管理職の育成、労働生産性アップ、ストレスチェックなど、人事部門は、様々な課題について現状を正確に把握し、数値目標を立てて改善に取り組まねばならなくなった。本書は、多くの日本企業が抱えるこれらの人事上の課題を、データを使ってどのようなに分析し、活用すればよいのかを解説。 ◆著者が、株式会社ワークスアプリケーションズや経済産業研究所(RIETI)と連携して行ってきた研究成果を活かし、具体的に、読者が自分の会社で使えるように解説する。 ◆女性の管理職育成が候補者を選ぶところから行き詰まってしまうのはなぜか、早期退職者を減らすにはどうしたらよいか、労働時間管理をどのように行えば良いのかなど、具体的にいま日本企業が抱えている問題を取り扱う。
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