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なぜ、一流になる人は「根拠なき自信」を持っているのか?

なぜ、一流になる人は「根拠なき自信」を持っているのか?

久世 浩司

累計読者数4
平均ハイライト数 17件/人
star総合評価 56/100
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この本について

仕事で新しいことに挑戦したいのに、失敗への怖さが勝って一歩が出ない。ふだんは平気な顔をしていても、心の中では「自分にできるのかな」と不安がぐるぐる回ってしまう。そんな状態が続くと、根拠のある・なし以前に、自信ってどうやって作ればいいのか分からなくなりますよね。僕もよくそこでつまずきます。 この本は、いわゆる根性論ではなく、心理学の研究をベースに「なぜ自信が育つのか」を地に足のついた形で示してくれます。たとえば、ペンシルベニア大学やスタンフォードの研究から、自分の強みを日常で使うことが、小さくても確かな自己効力感につながると紹介されていて、そこがまず腑に落ちました。いきなり大きな成功を求めるのではなく、プロセスを認めることに重心を置くのも、実際に試すとじわっと効いてきます。また、失敗の恐れや他者評価への心配が自信を奪うメカニズムも丁寧に書かれていて、「避け続けていることに気づく→逃げない覚悟→小さな行動」という流れは、現実的で使いやすいなと感じました。 もう一つ印象に残ったのは、利他性やギバーの話です。自分を犠牲にして尽くすのではなく、お互いが長期的にプラスになる関わり方のほうが、結果的に自信も回復するという視点は、無理にがんばりすぎて燃え尽きがちな人ほど救われるはずです。「お前はどうしたい?」と自分に聞き直す場面を持てるようになり、そこから選択が少しずつ変わっていく感覚があります。 自分の殻を破りたいけれど、強気にもなれない。そんな「慎重だけど前に進みたい人」には、静かに効いてくる一冊だと思います。

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