
悩みの9割は歩けば消える
川野 泰周
青春出版社 / 2017-08-31
累計読者数5
平均ハイライト数 10.8件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 53/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 47%
この本について
忙しくなると、気持ちがざわついたまま一日が終わることってありませんか。やる気が出ないとか、周りと比べて落ち込むとか、自分でも理由がよく分からないのに調子が沈む時期が続く、とか。僕も同じで、頭で考えてばかりいるほど出口が見えなくなるタイプです。 この本が少し違うのは、「心の問題を頭で解こうとしない」方向にそっと誘ってくれるところでした。歩くだけで脳の回復を助けるBDNFが増える話や、歩行のリズムが注意のフォーカスをゆるめてくれる仕組みが書かれていて、実際に散歩を続けると、悩みそのものが“ほどける”感覚がありました。また、自分に対する厳しさが抜けないときに、自尊心ではなく自慈心という視点を持つことで、比較や評価から少し距離を置けるのも助かりました。内向的な性質を「欠点」と決めつけないでいいという説明も、個人的にはかなり救われた部分です。 大げさな変化を求める本ではなくて、歩く・気づく・自分に少し優しくする、という現実的な範囲で整えたい人に向いています。悩みを力技で解決するより、まず“絡まりすぎた心のひもをゆるめたい人”には、かなり静かに効く一冊でした。
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出版社による紹介
不安、怒り、イライラを感じるとき、問題の解決策が浮かばないとき、ほんの数分歩くだけでも気分が晴れたり、「こうすればいいのか」と思いついた、という経験は誰でもしているだろう。歩くとなぜスッキリするのだろう? 精神科医で禅僧の著者が、脳、心、体、マインドフルネスといった様々な角度から、科学的なエビデンスと禅の考え方をベースに「歩く」に光をあてる。
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