
図解リーン・スタートアップ成長戦略
アッシュ・マウリャ、角征典
日経BP / 2017-10-13
累計読者数11
平均ハイライト数 27.6件/人
推定読了時間 約5時間19分
star総合評価 62/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 17%
この本について
プロダクトづくりをしていると、「この仮説って本当に正しいのか?」とか「次の一手がただの思いつきになっていないか…」みたいな不安がつきまといますよね。僕もチームで議論していると、気づかないうちに集団思考に流されて、なんとなく“良さそうな案”に乗ってしまうことがあります。でも実際に動かしてみると、期待した結果が出なくて、結局なぜダメだったのかを後追いで説明してしまう。あの感じ、けっこうしんどいです。 『図解リーン・スタートアップ成長戦略』は、そのモヤモヤに手を入れてくれる本でした。特に「観測結果が期待と違ったら、まず“なぜ”を理解する」「予期していなかった成果をどう扱うか」といった部分が、実務の痛いところをついてきます。やみくもに突き進むのではなく、制約を特定し、発散と収束を行き来しながら最小限の実験で前に進む姿勢が、具体的なプロセスとして描かれているのがありがたいところでした。見積もりも“正確さ”より“宣言すること”に意味があるという話も、腹落ちする人が多いと思います。 ビジネスモデルや顧客理解の話も豊富ですが、結局のところ「時間が最も希少だからこそ、再現性のあるパターンを見極めるまで速度を落とす」というメッセージが芯にあります。次のアクションがわからず足踏みしている人や、実験が失敗続きで自信をなくしている人にこそ、静かに効く本です。
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出版社による紹介
リーン・スタートアップの次の段階である「成長」に向けての6つのステップを詳述した経営戦略の解説書です。 ベストセラー『リーン・スタートアップ』の著者エリック・リースがシリーズ・エディターをつとめたオライリーの「The Lean Series」第1弾『Running LEAN』の著者による続編です。 エリック・リースは本書の推薦に当たり、「関心ある企業に組み込むための実践的なアプローチ」と評しています。120点近い2色刷の図によって、理解しやすい図解の構成になっています。 本書の6ステップを、著者はGO-LEAN(Goal→Observe and Orient→Learn, Leverage, or Lift→Experiment→Analyze→Next Actions)[目標→観察と方向付け→学習・利用・強化→実験→分析→次のアクション]と名づけています。 本書では、うまく成長できないのは「局所最適化の罠」であると位置づけ、ゴールドラットの制約理論を引用しながら、全体最適化の方向へと読者を導きます。 また、本書では拡大の規模の目安となる「10倍ルール」を設定し、ステージごとの目標値を定めています。これがもう1つの新しいツールとなる「トラクションモデル」です。 これらのツールなどを使い、リーンの「継続的改善」を用いながら、「目の前のニーズに完璧に応えつつ、グローバルな拡大を実現する」ことを目指すのが、本書です。
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