
神様のカルテ0 (小学館文庫)
夏川草介
小学館 / 2017-11-12
累計読者数7
平均ハイライト数 8.6件/人
推定読了時間 約3時間6分
star総合評価 56/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 68%
この本について
勉強でも仕事でも、「ここでつまずいたら終わりなんじゃないか」と思いながら踏ん張っている時ってありますよね。人に弱音を見せづらくて、でも一人で抱え込むと余計にしんどくなる。最近の医療の話題を眺めていても、「完璧さ」を求められる空気に息苦しくなることがあります。 『神様のカルテ0』に出てくる人たちも、同じように迷ってばかりです。医学生の不安も、研修医のはったりも、患者との距離に悩む姿も、全部きれいごとじゃなく描かれている。でもその中で、夜明け前のような小さな光がぽつりと見える瞬間があって、そこが読んでいて救われるんですよね。医者になることがゴールじゃなくて、そこから始まるという言葉や、優しさは弱さじゃなく想像力だという指摘は、立場を問わず効いてくると思います。 特に、限界があるとわかっていても目の前の人に向き合おうとする姿は、自分の仕事にも置き換えやすい。完璧じゃなくていい。でも「今できる範囲で手を伸ばす」という姿勢は、結果よりも前にある大事なものだと感じさせてくれます。専門的な話が多いのに、読んだあとの静かな熱が残るのは、誰もがひとりで、それでも誰かと関わりながら生きているからなのかもしれません。 自分の頑張り方に迷っている人や、「優しくあること」に自信を持てなくなっている人に刺さる一冊だと思います。
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読書インサイト
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開始終了
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
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出版社による紹介
ベストセラー『神カル』の原点! 上橋菜穂子さん推薦! 「命というものの深みに届きながら、 信州の風のような爽快さと、静かな明るさがある。 これこそ夏川さんの筆の、魔法です」 シリーズ大ヒットのベストセラー『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚であり、かつ珠玉の短編集です。栗原一止は、信州にある24時間365日営業の本庄病院で働く内科医。本作では、医師国家試験直前の一止とその仲間たちの友情、本庄病院の内科部長・板垣(大狸)先生と敵対する事務長・金山弁二の不思議な交流、研修医となり本庄病院で働くことになった一止の医師としての葛藤と、山岳写真家である一止の妻・榛名の信念が描かれます。ますます深度を増す「神カル」ワールドをお楽しみください。
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