
熱狂顧客戦略(MarkeZine BOOKS) 「いいね」の先にある熱が伝わるマーケティング・コミュニケーション
トライバルメディアハウス髙橋遼
翔泳社 / 2018-02-15
この本について
仕事で「お客さんの熱量が続かないな」とか、「せっかくコミュニティを作ったのに、どう関わってもらえばいいのかわからない」とか、そんな小さなモヤモヤが積み上がっていく瞬間ってありませんか。僕自身、数字を追う日々の中で“そもそも何を見ればいいんだっけ”と立ち止まることがよくあります。 この本は、いわゆる「ファンを増やそう」という表面的な話ではなく、読者が保存していた抜粋からもわかる通り、顧客が持つ資産や、そこから生まれる価値をかなり冷静に分解しています。特に「顧客は消費するだけの人ではなくなった」という視点は、普段の施策のどこに目を配るべきかを考えるきっかけになりますし、「なぜブランドと関わり続けるのか」を11の動機に整理しているところは、自分の現場に置き換えやすかったです。さらに、熱量の高いごく少数の顧客を“どう見つけ、どう文脈ごと育てるのか”という話は、時間のかかるプロセスをどう設計するか悩んでいる人には刺さると思います。 過剰な理想論ではなく、リアルな接点で熱が生まれる場面をどう作るかに踏み込んでいるので、数字と現場のあいだで揺れる人に向いています。とくに、「顧客の声をどう扱えばいいかわからない」「コミュニティ運営が作業化してきた」という人に、静かに効いてくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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