
脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)
鈴木大介
新潮社 / 2018-02
累計読者数3
平均ハイライト数 6.7件/人
推定読了時間 約5時間24分
star総合評価 53/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
最近、気持ちがうまく整わなかったり、以前は普通にできていた作業がなぜか妙に重く感じたり、「なんか自分じゃないみたいだな」とふと立ち止まることってありませんか。周りには説明しづらいし、気合いではどうにもならない。そんな“正体不明のしんどさ”に心当たりがある人には、この本の描き方が意外なくらいスッと入ってきます。 著者は脳梗塞によって高次脳機能障害を抱え、世界の輪郭がぼやけるような現実感の喪失や、感情のサイズが制御できない状態に直面します。その過程で語られるのは「能力が落ちた」のではなく「処理速度が落ちただけ」という視点の転換や、タスクを分解し直す工夫、そして“諦める受容”ではなく“理解して環境を調整する受容”に至るまでのリアルな試行錯誤です。とくに「不機嫌な人はつらい人だ」という気づきは、他人にも自分にも向けられる優しい視点として残ります。 読んでいて感じたのは、これは脳梗塞の当事者だけの話ではないということ。仕事のキャパを超えたときの混乱や、人間関係で感情が暴れ出す感じ、予定を忘れたり段取りが組めなくなった日のあの重さ……こういう日常の“うまくいかなさ”をどう扱えばいいのか、そのヒントが静かに置いてある本でした。 自分の調子や感情の扱い方にモヤモヤが続いている人、自分のペースを見失いやすい人にはとても刺さると思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
41歳で脳梗塞になった後、僕は僕じゃなくなった!? リハビリ後の困難と克服を描いた最新刊。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要







