
2050年 衝撃の未来予想 (TAC出版)
苫米地 英人
PHP研究所 / 2017-02-20
この本について
将来のことを考えるたびに、「技術が進んだら働き方ってどうなるんだろう」「自分のスキルって通用するのかな」と、なんとなく落ち着かない気持ちになることがあります。特に、世の中の変化が速すぎて、自分の前提が古くなっている気がしてくる瞬間があるんですよね。 この本は、未来を当てにいく予言書というより、社会の構造をどう読むかを丁寧に示してくれる一冊でした。読者が保存していた部分を読むと、「高齢者が主役になる社会で何が起こるか」「そこで若い世代がどう振る舞うべきか」という視点に刺さった人が多いはずです。平均寿命が120歳になる社会で、高齢者の価値観が行動原理の中心になる。だからこそ、若い側が磨くべきは処理能力よりも“社会性”や“価値観の理解”。こういう、人と人の関係の解像度を上げてくれる話が多いです。 もう一つ印象的だったのは、懐古的な文化が富裕層の贅沢になる、という逆転の発想です。白熱電球や真空管が高級品になるかもしれない、という例も、未来の議論を一気に生活レベルまで落としてくれます。「未来=全てが最新技術」ではなく、人口構造によって価値がひっくり返る可能性がある。こういう見方を知っておくと、ニュースの読み方も少し変わります。 未来の不確実さにモヤモヤしているけれど、占いではなく“考える軸”が欲しい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
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