
なぜ大国は衰退するのか ―古代ローマから現代まで (日本経済新聞出版)
グレン・ハバード, ティム・ケイン, and 久保恵美子
累計読者数7
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推定読了時間 約9時間13分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
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この本について
最近、国や社会のニュースを見ていて「なんでこうなるんだろう」とモヤッとすることが増えました。判断が遅れたり、短期の都合に流されたり、結局ツケを払うのは将来なんじゃないか……そんな不安を抱えたまま日々を過ごしている人は多いと思います。僕もその一人で、今の出来事をどう捉えればいいのかずっと迷っていました。 この本が面白いのは、衰退を「悪意」や「無知」だけで説明しないところです。指導者たちが政策の結果を理解していないからではなく、彼ら自身のインセンティブが短期に偏ってしまう構造がある。あるいは、国が停滞を外のせいにし始めると内部の制度が硬直して、技術のフロンティアを押し上げられなくなる。歴史では繰り返されてきたパターンを、ローマから現代まで淡々と示してくれるので、今の出来事が「どこかで見た流れ」に見えてくるんです。 もうひとつ救いだったのは、衰退が劇的な崩壊ではなく、じわじわとした制度の変質から始まるという視点でした。だからこそ、僕らが「何が兆しなのか」を見極められるようになると、社会を見る目が落ち着いてくる。国力や軍事力の基盤に経済があるという当たり前の話も、具体的なデータや歴史的事例と重ねると、妙に現実味を帯びてきます。 国のニュースに振り回されがちだけど、もう少し俯瞰で状況を捉えたい人に刺さる本です。
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出版社による紹介
日本は没落の危機を克服できるか?古代ローマ、明朝中国、スペイン、オスマン帝国、大英帝国、ユーロ圏、そして日本、米国まで。最新の経済学をもとに、経済的不均衡が文明を崩壊させることを解き明かす。ポール・ケネディ『大国の興亡』を超える「大国の経済学」!
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