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なぜこの人はわかってくれないのか―対立を超える会話の技術

なぜこの人はわかってくれないのか―対立を超える会話の技術

ジェイソン・ジェイ, ガブリエル・グラント, and 樋口武志

英治出版 / 2018-03-07

累計読者数8
平均ハイライト数 74.1件/人
推定読了時間 約3時間44分
star総合評価 73/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 35%

この本について

人と話していて、気づけば同じフレーズを繰り返していたり、相手の反応が固くなって会話が止まることってありませんか。自分はちゃんと伝えようとしているつもりなのに、相手には“攻められている”ように届いてしまう。立場の違う相手と向き合うのは大事だと頭ではわかっていても、どう噛み合えばいいのかが本当に難しいんですよね。 この本が面白いのは、「外の障害」と同じくらい「内側の障害」を扱っているところです。言葉選び以前に、自分の“あり方”が相手の警戒心を強めてしまう瞬間があって、その無自覚さが対立を長引かせる。読んでいて耳が痛い場面も多いですが、自分の中の会話が変わると、外の会話も変わるという視点は実践的でした。また、パワープレイに頼れない状況──立場が弱い、相手を傷つけたくない、それでも話し合いを続けたい──そんなときの選択肢を丁寧に示してくれます。 特に刺さったのは、「避けても衝突しても、結局同じところを回り続けるだけ」という指摘でした。意見の近い仲間に囲まれて安心してしまう感覚、覚えがある人は多いはずです。そこから一歩外に出るためのヒントが、この本には静かに積み上がっています。 立場の違う相手と話すとすぐ行き詰まってしまう人、あるいは“正しいはずなのに伝わらない”もどかしさを抱えている人に、そっと届く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

変えられるのは、自分だけ。 どうしてもうまく話せなかった相手と、グッと話せるようになる。 相手への説得術ではない、自分と向き合う31のエクササイズ。 相手の立場に立って話しているつもりなのに、一向にわかってもらえない……。 それは会話の「落とし穴」にはまっているからかもしれない。 ■「落とし穴」にはまるときの4つの深層心理 ・正しい自分でありたい。 ・自分は善いことをしていると感じたい。 ・自分が信じていることは、揺るぎないと思いたい。 ・批判されるのがこわいので、対立しそうなテーマについてはそもそも話したくない。 「そんなふうには思っていない」と、はじめは多くの人が感じる。 でも誰しも知らず知らずのうちに陥ってしまうのが、「落とし穴」なのだ。 そして一歩ひいて、自分がはまっている「落とし穴」を特定できれば、新しい未来が見えてくる! クスリと笑ってしまうような、やってしまいがちな発言の類型や、エクササイズ実践者による変化の事例も満載。 ビジネスの場ではもちろん、ソーシャルな活動、家族とのコミュニケーションなど、「なぜこの人はわかってくれないのか」と思っているすべての人へ。 本書のエクササイズをやり終える頃には、自分が変わり、会話が変わり、相手との関係性も激変しているはず。 「違いに橋を架ける会話が、人の行動を変える。変革者のための実践マニュアル」 アダム・グラント 『GIVE & TAKE』(三笠書房)著者、ペンシルベニア大学ウォートン校教授 「私たちの目的は勝つことだろうか、学ぶことだろうか。 会話はたがいのつながりを強め、可能性へと導くようなものになっているだろうか、あるいは妨害するものになっているだろうか。 生じるかもしれない未来のために行動しているだろうか、それとも過去のお決まりの思考や行動に縛りつけられているだろうか」 ピーター・センゲ 『学習する組織』(英治出版)著者、マサチューセッツ工科大学上級講師 「会話はリーダーと変革者にとって、最も重要なレバレッジポイントだ。 著者二人はより良い会話によってより良い世界をつくっていくために、非常に重要な洞察とツールを提供している」 オットー・シャーマー 『U理論』(英治出版)著者、マサチューセッツ工科大学上級講師
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