
後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)
白川紺子 and 香魚子
累計読者数4
平均ハイライト数 5件/人
star総合評価 47/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 45%
この本について
仕事でも日常でも、言葉をどう選ぶかで相手との距離が変わってしまうことってありますよね。丁寧にしたつもりが堅苦しくなったり、逆に踏み込みすぎたり。自分の心の動きと振る舞いがちぐはぐになるあの感じ、僕もよく抱えています。 『後宮の烏』を読んでいると、礼の所作や言葉の一つひとつが、その人の立場や揺れをそのまま映している描写が多くて、抜粋を保存した読者の気持ちがとてもよくわかりました。揖礼や拝礼といった静かな動作の積み重ねが、人物同士の関係性をそっと浮かび上がらせてくれる。派手な場面よりも、ああいう細部の積み重ねが物語を支えていると気づかされます。また、古い地図の場面のように、歴史や神話に触れながら今いる場所を見直す瞬間が多く、自分の背景や役目をどこまで引き受けていいのか迷っているときに、不思議と心が整う感覚がありました。 この物語は、巫術や後宮といった華やかな設定よりも、言葉と所作を通して自分の輪郭を探す話として読むと、すっと入ってきます。肩書きや役割の“正しい距離感”に迷っている人には特に刺さると思います。
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読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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出版社による紹介
後宮では烏妃を頼る者が日に日に増え、寿雪の変化に言いようのない感情を抱く高峻。やがて二人は真実眠る歴史の深部へ到るが......。
読んだ内容を、もう忘れない。
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