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実戦 商品開発マーケティング戦略

実戦 商品開発マーケティング戦略

佐藤義典

日本能率協会マネジメントセンター / 2018-07-13

累計読者数3
平均ハイライト数 9件/人
推定読了時間 約4時間7分
star総合評価 35/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%

この本について

商品づくりの相談を受けていて、よく出てくるのが「それなりに良いものを作ったはずなのに、なぜかお客様が振り向かない」というモヤモヤです。自分でも、意気込んで仕上げた企画ほど空振りすることがあって、原因を言語化できずに引きずる時間が長かったりします。 この本が刺さったのは、「お客様が価値を感じるのは“使う瞬間”しかない」という当たり前のようで見落としがちな視点を、徹底して突きつけてくるところでした。機能を盛れば安心するけれど、それは往々にして“お客様にとって無価値な性能競争”でしかない。著者が何度も強調する「価値は使い方に現れる」という一文は、僕にとってかなりの手痛い一撃でした。実際の使用シーンを想像していない商品は、どう頑張っても「うれしさ」につながらないんですよね。 さらに、フリクションボールの例が腑に落ちました。「消せる」という機能そのものよりも、手帳の予定が変わってもストレスなく直せる“使い方のうれしさ”を起点に発想している。ここを軸にした途端、競合に対してどんな強みを持てるか、そしてその強みを競合が簡単にマネできない理由(独自資源)までスッと繋がっていく感じがあります。一貫性のない戦略の怖さも、逆にどう整えればいいかも、実例のおかげで想像しやすいです。 自分の企画が「なんとなく良さそう」から抜け出せていない気がする人、あるいは顧客の使い方に妙な手応えのなさを感じている人には、静かに効く本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

■超ロングセラー『実戦マーケティング戦略』著者の最新刊!! 顧客がモノを利用するTPO(時間、場所、場合)から発想しなければ、売れる商品は生まれない。シンプルだが見落としがちな、TPOに基づく商品開発のアイデア発想と企画プロセスを著者が持つメソッドに沿って紹介する。 【本書の特長】 ・実戦性:「使い方・TPO」主導の、刺さる商品開発法がわかる ・戦略性:使い方・TPOを「戦場(市場)」に効果的に落とし込む方法がわかる ・網羅性:戦略を網羅的にチェックする本書独自のメソッドへの落とし込み方が容易にわかる 【「JMAM出版」で検索すると、弊社ホームページから「試し読み」ができます】 【目 次】 はじめに 「刺さる商品」をどう作る? 序 章 戦略の一貫性と使い方の具体性 1 商品開発の重要性は増すばかり 2 商品開発は「うれしさ」開発 3 一貫性のある戦略:戦略の一貫性を解決する戦略BASiCS 4 具体的な使い方の提案:価値は使い方に現れる 5 使い方中心の商品開発を戦略BASiCS使って行おう 第1章 どんな人のどんな使い方に向けて作るか、考えよう 1 商品開発では「お客様の立場に立つ」ことが最も重要 2 顧客像を具体化しよう [コラム]「自分が欲しいものを作れば売れる」は正しいか? 3 使い方・TPOをとらえた商品開発をしよう 4 人×使い方・TPOでお客様が求めるものを考えよう 5 新しい使い方・TPOを提案して潜在需要を喚起しよう 6 お客様の使い方を調べよう 第2章 戦場・競合は使い方で決まる 1 競合は誰か=何を代替しにいくか 2 戦場は変化している 3 「攻めるところ」を決める戦場マップ 4 戦場マップの描き方 第3章 使い方にあった強みを作ろう 1 強み=お客様が競合ではなく自社を選ぶ理由 2 振り切った強みを作ろう 第4章 強みをマネされないように「独自資源」を作ろう 1 強みを競合にマネされないように守る「独自資源」 第5章 使い方をメッセージとして提案しよう 1 「強みを活かした使い方」をお客様に提案しよう 2 使い方を中心にした、BASiCS全体の一貫性・具体性が成功のカギ 第6章 商品開発のプロセスと組織 1 アイディアの入口 2 商品開発の組織:部門間の連携の重要性 3 テストマーケティングの重要性 4 ノウハウはチェックポイントに表れる
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