
世界一やさしいIndeedの教科書
高山奨史 and 新倉竜也
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2018-08-31
この本について
採用の仕事に関わっていると、「求人を出しているのに全然応募が来ない」「何を直せばいいのか分からない」というモヤモヤを抱えがちです。お金をかけても効果が読めず、媒体側だけが潤っているように見えるあの感じ、僕もずっと苦手でした。結局のところ、求職者が何を見て、何を基準に応募するのかがつかめていないまま、昔のやり方を続けてしまっているだけなんですよね。 『世界一やさしいIndeedの教科書』を読んで刺さったのは、「採用にもマーケティングの発想が必要」という、一見よく聞く言葉が、実はかなり具体的に噛み砕かれていたことです。例えば、応募率が0.5〜1.5%という現実的な数字を知るだけでも、闇雲に落ち込む時間が減りますし、「どんな言葉が、どんな人に届くのか」を変えるだけで、女性向け・若者向け・外国人向けなど、想像以上に応募層が変わるという事例は目の前の霧が晴れるようでした。また、求職者の価値観が多様化している今、給与以外の“報酬”をどう見せるかで応募者の反応がガラッと変わるという視点も、自分の現場にすぐ持ち帰れる感覚があります。 この本が役に立つのは、「もっと応募を集めたい」よりも、「誰に届いていないのか知りたい」と感じている人だと思います。僕自身、この視点を持っただけで、求人原稿を見る目がかなり変わりました。採用の壁打ち相手がほしい時に、横で静かに地図を広げてくれるような一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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