
勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇 (集英社文庫)
中村計
集英社 / 2018-07-25
累計読者数6
平均ハイライト数 7.3件/人
推定読了時間 約6時間32分
star総合評価 49/100
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この本について
仕事でもチームでも、誰かの気持ちを分かったつもりで動いた結果、「あれ、全然違ってた…?」と後から気づくことがけっこうあります。自分の臆病さや思い込みが、相手との距離を少しずつ広げてしまう感じ。向き合いたいのに、正解が分からなくて空気だけが重くなる、あのモヤモヤです。 『勝ち過ぎた監督』を読んでいると、勝っている人ほど実は臆病で、強く見える行動の裏には震えるような不安があったことが、丁寧に描かれています。怒るときこそ“演技”、勝つほど慎重になる、気づけなかった誰かの気持ちに後から刺さる…そういう人間味が、そのまま心に残るんですよね。そして、弱さをごまかさずに、必要なら人の真似もして、合わなければすぐ捨てる。その柔軟さが、結果的にチームを強くしていく過程がとてもリアルです。 読んでいて、成果より「どうやって仲間と向き合うか」のほうが大事なんだと気づかされました。正解を押しつける本ではないのに、自分の小さなこだわりや怖さに向き合うきっかけを自然ともらえる一冊です。誰かを率いる立場じゃなくても、日々の人間関係でつまずきやすい人ほど刺さると思います。
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出版社による紹介
2006年夏、甲子園決勝再試合に日本中が沸いた。早実VS駒大苫小牧。しかも駒大は、北海道勢初の全国制覇を成し遂げて以降負け知らず、前人未到の三連覇に王手を掛けていた。チームを率いるのは35歳の香田誉士史。輝かしい実績とは裏腹に、何が彼を満身創痍に追い込み、表舞台から引き摺り下ろしたのか。高校野球史上最も有名な監督を追った渾身作。第39回講談社ノンフィクション賞受賞作。
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