
敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法
アダム・カヘン, 小田理一郎, and 東出顕子
英治出版 / 201810
累計読者数14
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star総合評価 76/100
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この本について
仕事でもプライベートでも、話がこじれると「相手が分かってくれない」と思いがちですが、あとから振り返ると自分も結構思い込みで動いていたな…という場面、けっこうあります。複雑な問題ほど、何が正しいかすらはっきりしないのに、ついコントロールしようとして余計に詰まっていく感じです。 この本が面白いのは、「協力しましょう」ときれいごとを言うのではなく、そもそも協働が成り立つ条件や、強制・適応・離脱といった別の選択肢までちゃんと並べてくるところです。特に、相手を“敵”だと決めつけた瞬間に世界が単純化してしまうとか、力のバランスによって戦略が変わる、といった視点は、自分の思い込みをいったん外すきっかけになりました。問題を最初から定義しようとせず、まずは小さく実験しながら学ぶという姿勢も、現実的で続けやすいと思います。 職場の対立や部署間の溝が「どうにもならない」と感じている人に特に刺さるはずです。相手を変える前に、自分も状況の一部だと認めてみる。その小さな意識の転換だけでも、関係の硬さが少しほぐれるかもしれません。
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