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三流シェフ (幻冬舎単行本)

三流シェフ (幻冬舎単行本)

三國清三

幻冬舎 / 2025-01-09

累計読者数7
平均ハイライト数 4.7件/人
推定読了時間 約3時間13分
star総合評価 46/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

仕事でも人生でも、自分の立ち位置がよくわからなくなる時ってありますよね。やりたいことに近づいている実感がないとか、焦っても状況は変わらないとか、そういうモヤモヤが積み重なると、何を優先すればいいのかすら見えにくくなる。僕も同じで、うまくいかなかった日の帰り道に「もうちょっとやれることなかったかな」と考え込むことが多いです。 『三流シェフ』を読んでいて響いたのは、立派な根性論ではなく、もっと泥くさい現場の姿勢でした。大波が来たときに逃げても沈むだけという話も、かっこいい比喩というより、「結局いまの自分ができることをやるしかない」という実務的な視点として刺さりました。また、誰もやりたがらない仕事を機嫌よく続けることが、ほんの小さな縁を生んでいく流れも、実際の職場での人間関係を思い出しながら読みました。結果が出るかどうかは保証されないけれど、それでも続ける人だけが次の場所に出会える、という距離感が心地よいです。 なにかを始めたいのに入口が見つからない人や、不安を抱えたまま目の前の作業を続けている人には、静かに効いてくると思います。立派な成功物語ではなく、手を動かしながら前に進んできた一人の料理人の視点が欲しいときに読んでほしい一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

北海道・増毛での極貧の幼少期。 鍋を磨き続けた二年と〝料理の神様〟に近づきたくて生やした口髭。地獄の厨房と欧州修業。一文無しでの開業とバッシング、そしてミシュランとの決別――。三國シェフの不可能を可能にする圧倒的努力、生きるための営みと企み、そして本気になるとはどういうことか。仕事の流儀と人生の本質が凝縮された一冊。
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