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「叱れば人は育つ」は幻想 (PHP新書)

「叱れば人は育つ」は幻想 (PHP新書)

村中 直人

累計読者数15
平均ハイライト数 46.3件/人
star総合評価 76/100
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この本について

最近、人に注意するときに「また言いすぎたかも…」と後味の悪さだけが残ることが増えていました。相手のためと思って伝えているつもりなのに、結局同じことが繰り返される。自分も疲れるし、相手も変わらない。あの無力感みたいなもの、どう扱えばいいのかずっと迷っていました。 この本を読んで腑に落ちたのは、「叱っても変わらないのは意志の弱さじゃなく、脳が“防御”に入っているから」という視点でした。責めれば動くのではなく、動けなくなる。じゃあどう関わればいいのかというと、相手の意思決定権を尊重すること、そして「未学習かもしれない」「誤学習かもしれない」と文脈ごと見直すこと。ここが変わるだけで、こちらの関わり方もかなりラクになります。また、「厳しさ」と「叱ること」は別物だという指摘も実用的で、指導でも子育てでも、負荷をかけるにしても“主体的に選べる環境”をどう作るかが焦点になるんだと感じました。 強く言えば動くはず、とどこかで思ってしまう人ほど、目の前の関係が少し軽くなる本だと思います。こんな人に刺さるのは、「叱りたくないのに叱ってしまう自分にモヤモヤしている人」。自分のための取扱説明書としても読める一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「叱らなければ人は育たない」という呪いから、なぜ抜け出せない?各界の識者との議論から〈叱る依存〉社会からの脱却法を模索する。
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