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樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 (ハヤカワ文庫NF)

樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 (ハヤカワ文庫NF)

ペーター ヴォールレーベン and 長谷川 圭

累計読者数5
平均ハイライト数 5.4件/人
推定読了時間 約5時間16分
star総合評価 47/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

仕事でも生活でも、「どうしてこんなに周りとうまく噛み合わないんだろう」とか、「自分のペースで進みたいのに環境に振り回される」という感覚って、けっこうあると思います。自分ひとりで何とかしようとしても限界があるし、かといって他人に完全に合わせるのもしんどい。そんなモヤモヤを抱えたまま森のことを読んでみると、妙に現実と重なる場面が多いんですよね。 この本は樹木の生態を淡々と描いているだけのはずなのに、ところどころで「コミュニティってこういう仕組みで成り立つんだよ」と語りかけられているような感覚があります。たとえば、木同士が枝をぶつけ合わないように距離を調整していたり、弱った仲間の切り株を何百年も支え続けていたり、逆に植林された木は会話の力を失って過酷な環境に置かれていたり。自然の話なのに、日常で感じる人間関係のぎこちなさや、職場の調和の難しさにそのままつながるんです。 読み終えるころには、「環境は勝手に決まるものじゃなくて、じわじわと自分たちでつくっていくものなんだ」と、視点が少しだけ柔らかくなります。完璧な組織を目指す必要はないけど、ひとりで戦うより、ゆっくりつながりを育てるほうが息がしやすい。そんな現実的なヒントを森からもらえる本です。 ひとりで抱え込みがちな人や、協力の意味を改めて考えたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

春から初夏には、新緑に心を洗われ、秋には紅葉に目を奪われる。そして色鮮やかな花に癒され、新鮮な空気を与えてもらう。わたしたちは、樹木とともにあり、さまざまな恩恵を受けている。樹木は身近で尊い友人なのだ。しかし、どれだけ彼らのことを知っているだろうか?樹木たちは子供を教育し、コミュニケーションを取り合い、ときに助け合う。その一方で熾烈な縄張り争いをも繰り広げる。学習をし、音に反応し、数をかぞえる。動かないように思えるが、長い時間をかけて移動さえする―。ドイツで長年、森林の管理をしてきた著者が、豊かな経験で得た知恵と知識を伝える、樹木への愛に満ちた名著。世界的ベストセラーが待望の邦訳!樹木たちの密やかな生活の「真実」が明かされる。
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