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民事訴訟法(第3版) LEGAL QUEST

民事訴訟法(第3版) LEGAL QUEST

三木浩一、笠井正俊、垣内秀介、菱田雄郷

岩波書店 / 2024-03-05

累計読者数3
平均ハイライト数 16件/人
推定読了時間 約9時間10分
star総合評価 63/100
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この本について

民訴を勉強していると、「この要件って結局どこまで厳密に見るのか」とか、「実務ではどう扱われるんだろう」というモヤモヤがずっと残ったまま進んでしまうことがあります。とくに併合、共同訴訟、上訴利益あたりは、条文だけ追っても全体のつながりが見えにくく、気づけば「結局なにを基準に判断してるんだっけ」と立ち止まる場面が多いと思います。 この本が助かるのは、そうした領域で“裁判所がどの視点で動いているのか”を丁寧に示してくれるところです。たとえば、審理の現状に基づく判決が例外として許される理由や、38条の趣旨が「裁判所の効率」ではなく「被告の利益」にあるという指摘は、制度の狙いが具体的に腑に落ちる瞬間でした。また、共同訴訟で弁論分離や一部判決が禁じられる理由、上訴利益がどこで認められ、どこで切られるのかといった論点も、判例の位置づけと合わせて“運用のリアル”が見える形で整理されています。 個人的には、「形成権の行使をどう理解するか」や「訴訟外の相殺の位置づけ」など、細かいけれど実務では踏み抜きやすい部分が曖昧なまま残らない点がありがたかったです。判例の読み方が変わり、論点同士のつながりが自然に見えてくるはずです。 条文知識はあるのに、運用のイメージが霧のままの人に刺さる一冊です。

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出版社による紹介

民事訴訟法の全体像を把握しやすいコンパクトな分量に基本的な概念の定義や制度趣旨,根拠条文をしっかりと書き込み,好評を博した基本書を4年ぶりに改訂.民事裁判手続のIT化等に関する令和四年・令和五年改正を織り込むとともに,第三版刊行以後に出現した新判例の解説を多数収録.最新の内容に改めた充実の第四版.
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