
ゼロから“イチ”を生み出せる! がんばらない働き方
ピョートル・フェリクス・グジバチ
青春出版社 / 2019-01-09
この本について
仕事の予定を立てても、気づけばメール返信や細かい事務作業に一日が吸い取られている……そんな感覚、僕もずっと抜け出せませんでした。やることは片づけているのに、肝心な仕事には全然たどり着けない。しかも、がんばっているはずなのに成果の実感が薄い。あのモヤモヤに名前をつけるなら、「他人の都合で一日が決まってしまう感じ」なんだと思います。 この本がよかったのは、その状態から抜け出すための視点がすごく現実的だったことです。まず、今やっている仕事の中に「自分じゃなくてもできる作業がどれだけ混ざっているか」を一度見直すところから始まります。いきなり努力量を増やすのではなく、先に“余白”をつくる。そのうえで、自分しかできない仕事や学びが多い仕事にちゃんと時間をあてていく流れが、無理がないんですよね。また、スプリントのように「全力で集中する時間」と「休む時間」を意識的に切り替えることで、フローに入りやすくなる話も、自分の働き方にすぐ取り入れやすかったです。 最終的には、与えられたタスクを消化する働き方から、自分の価値観に根ざしたミッションに時間を使う感覚へ、少しずつシフトしていく。その段差が大きすぎないのが良いところで、「いきなり自己変革しよう」みたいな空気はありません。淡々と、自分の時間の使い方を整えていく本です。 目の前の業務に追われ続けて「このままでいいのかな」と感じている人には、とくに刺さると思います。
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