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教養としての平成お笑い史【電子特典付】

教養としての平成お笑い史【電子特典付】

ラリー遠田

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2019-03-15

累計読者数5
平均ハイライト数 14.4件/人
推定読了時間 約3時間13分
star総合評価 55/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

仕事でも日常でも、なんとなく「空気の変化」みたいなものに置いていかれる感覚ってありませんか。昔は普通だったはずの価値観が急に古く感じたり、今の“正しさ”に合わせるだけではモヤモヤが残ったり。僕もテレビを見ながら「なんで今のタレントって、こんなに自分を突き放して語るんだろう」と思う瞬間が増えていました。 『教養としての平成お笑い史』は、その正体を静かにほどいてくれる本でした。たとえば、有吉がただの毒舌ではなく“視聴者側の目線を代弁しているだけ”だったり、テレビ自体が華やかな夢からリアルの暴露へ舵を切ってしまった背景が丁寧に語られます。あの「おしゃクソ事変」から空気が変わった、という指摘も、平成の空気感にうまく説明がつく感じがして腑に落ちました。それから、芸人がネタの面白さだけではなく“キャラ”を求められるようになった流れや、芸能界自体の閉鎖性が限界を迎えている話も、今の働き方の息苦しさとどこか地続きに感じます。 読みながら、「あの頃のテレビって、こういう仕組みで動いてたんだ」と視点がスッと変わる瞬間がいくつもありました。表面的な懐古ではなく、時代のルールがどう変わっていったかが見えるので、仕事で“空気が読みにくい”と感じている人ほどヒントが得られると思います。 昭和〜平成の流れが知りたい人よりも、「いまの環境の違和感の正体を言語化したい人」にこそ刺さる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

価値観が多様化している現代においても、お笑いや芸人に関することだけは幅広い世代に共通の話題となりうる。平成を生きた私たちは何らかの機会にそれらに触れていて、少なからず影響を受けているからだ。 そういう意味で、平成のお笑い史は一種の「教養」として振り返っておく価値がある。 (「はじめに」より) 1章 1992年(平成4年) 明石家さんま離婚 2章 1994年(平成6年) ビートたけしバイク事故 3章 1995年(平成7年) 山田邦子、不倫報道で人気凋落 4章 1997年(平成9年) 松本人志『ごっつええ感じ』降板 5章 1998年(平成10年) 萩本欽一、長野五輪閉会式の司会 6章 2000年(平成12年) 上岡龍太郎、引退 7章 2003年(平成15年) 笑福亭鶴瓶、深夜の生放送で局部露出 8章 2007年(平成19年) 有吉弘行、品川祐に「おしゃべりクソ野郎」発言 9章 2007年(平成19年) サンドウィッチマン『M-1』で敗者復活から優勝 10章 2010年(平成22年) スリムクラブ『M-1』で放射能ネタ 11章 2011年(平成23年) 島田紳助、引退 12章 2014年(平成26年) タモリ『笑っていいとも!』終了 13章 2015年(平成27年) 又吉直樹、芥川賞受賞 14章 2016年(平成28年) ピコ太郎『PPAP』が世界中で大ヒット 【電子特別特典付き】 電子書籍版には、加筆したコンテンツを収録。 2019年(令和元年) 吉本芸人が闇営業で謹慎処分に
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