
友情について 僕と豊島昭彦君の44年
佐藤優
講談社 / 2019-04-23
累計読者数4
平均ハイライト数 7.5件/人
推定読了時間 約3時間36分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
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この本について
仕事の組織で「この文化、どうしてもしっくりこないな」と感じたり、上司との相性に振り回されたり、自分だけ場違いなんじゃないかと不安になる時ってありますよね。無理に前向きに処理しようとしても、むしろストレスが膨らんでいく感じもあると思います。 この本は、そんな行き場のない感覚に対して、派手な処方箋ではなく「視点の置き直し」をくれる一冊でした。組織には固有の遺伝子があって、自分と合わない文化は努力では埋まらないこと。だからこそ、どの場所で働くかはキャリアそのものを変えるという現実的な話として受け止められます。また、ストレスを追い払うのではなく、折り合いをつけながら生きていくという考え方は、無理に強くあろうとしがちな人ほど救われるはずです。さらに、時間には「クロノス」と「カイロス」があって、人生の大事な瞬間は後から意味づけられるという感覚も、頑張り続けて息が切れそうな時に効きます。 友人との44年を軸に書かれていますが、実際には「自分の仕事観や歴史観をどう育てるか」の本でもあります。組織に疲れた人、自分の立ち位置に迷っている人ほど静かに刺さると思います。
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出版社による紹介
高校時代の親友が膵臓癌に。余命の中央値は291日――。「豊島、一緒に本を作ろう。君の体験という財産を、後の人たちのために遺すんだ」「でも僕はたいした人生を送っていない。大学を卒業して一般企業に入社し、結婚して子どもが2人できて、2度の転職をしたけれどごく普通のサラリーマン生活を送ってきたに過ぎない。人様に誇れるようなことは何一つしてきていないし、そんな私の人生を本にしたって誰も興味を持って読んでくれる人などいないだろう」「そんなことはない。豊島君が生きた時代、それはぼくも生きた同じ時代だけれど、この時代は高度経済成長のバブルがはじけて日本経済が衝撃的な打撃を受けた時代だった。豊島君だって当時最も安定した業種とされていた銀行に就職したのにその銀行が潰れて、その後に外資系のファンド会社に買収されて苦労しただろう。そういうことを書けばいいんだよ。あの激動の時代を記録に遺し、君が窮地に陥ったときの苦労や困難をいかに乗り越えてきたかを語っておくことには、きっと大きな意味があるはずだ」会社の破綻、上司との軋轢、リストラや出世、転職、家族、友人、病……。親友が激動の半生を赤裸々に綴り、作家・佐藤優が生きる極意を語っていく。人生とは何か。余命を意識したとき、人は何を思うのか――。前代未聞の出版プロジェクトが始まった。本書から導き出される「人生の極意」の数々闘病中は2つのことに気をつけたほうがいい危機的状況では、人間は楽観論に走る窮地に陥ったら戦線を広げるんだ事実と真実は違うときがある生き残る人と生き残れない人を分けるのは、インテリジェンス能力と歴史観の有無だ外見の強そうな男がメンタルも強いとは限らないすべてはタイミングの問題なのだ人生の岐路はほんの些細なことで変わってしまう嫌な上司を攻略したいときは……上から捻るんだよストレスや不安とは心の中でうまくつきあうといい
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