
メンタルの強化書
佐藤優
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2020-01-31
累計読者数32
平均ハイライト数 8.4件/人
推定読了時間 約2時間4分
star総合評価 55/100
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この本について
仕事でも人間関係でも、「ちゃんとやってるつもりなのに、どこかですり減っていく感じ」が抜けないまま働いているときってありませんか。頑張りが足りないと言われても、そもそも世の中の土俵そのものが厳しすぎるんじゃないか…と感じる瞬間、僕もよくあります。 『メンタルの強化書』が面白いのは、無理に強くなれとは言わず、「自分の内側」と「環境」の両方を現実的に見直す視点をくれるところです。怒りに任せて行動すると感情が増幅するという話は、会社でイラッとした日に身に覚えがありすぎて、行動を先に変えるという発想がかなり効きました。あと、「下品になってまで勝ち残らなくていい」という姿勢も、競争に疲れた心には正直ほっとします。自分の中でどこに線を引くのか、そこを掘り下げる章はかなり実用的でした。 さらに、この本は個人の気合だけで乗り切る時代は終わりつつある、と淡々と語ります。コミュニティに属することや、快適度と達成度のバランスを見直すことなど、環境を整える具体的な選択肢が提示されていて、「しなやかに持ちこたえる」という現実的な生き方に落とし込めます。 競争のペースについていけない自分を責めがちな人や、頑張る方向性がよく分からなくなっている人には特に刺さると思います。
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出版社による紹介
いまの世の中、ふつうの精神では心が折れてしまう。あなたの心を守る仕組みが必要だ!外務省、特捜検察……巨大組織に屈せず、心を守り抜いた佐藤優氏が語るメンタルの強化術。著者によると、ここ最近、講演会や勉強会の後で“メンタル面の不調”について相談されることが飛躍的に増えたといいます。その背景には、日本社会が急速に新自由主義化しているために、ビジネスパーソンが常に競争圧力にさらされていることがあります。新自由主義を推進すると弱肉強食の社会になり、格差が拡大。一旦、転落してしまうと、そこから這い上がることはほぼ不可能になります。結果、メンタル面で苦しむ人が増えるというのです。こうした弱肉強食の社会において、競争に耐え、勝ち残ることができるのは一握りの人だけ。彼らは、他人を蹴落としてでも自分は生き残ってみせるという、良く言えばメンタルの強い人、悪く言えば自分勝手で図々しい──言い換えると“下品”な人たちである、と佐藤氏は言います。大半の、繊細で優しい心を持った普通の人たちは、競争の中でいつか心が折れてしまうだろう、と言うのです。どんなに必死に頑張って働いても、会社に貢献しても、自分の「心」=「メンタル」が壊れてしまったら元も子もありません。ではこれから先、私たちはどのように働き、どのようにして心を守ればいいのか。下品になってでも戦い続けるのか、品格を保ちながら別の戦い方を探すのか。これからの時代を折れずに、負けずに、疲弊せずに生き抜くための働き方を提案します。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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