
仕事に悩む君へ はたらく哲学
佐藤優
マガジンハウス / 2021-10-07
累計読者数9
平均ハイライト数 21.2件/人
推定読了時間 約3時間5分
star総合評価 59/100
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この本について
仕事のことを考えると、つい人間関係や年収、周りとの比較ばかりが頭を占めてしまう時があります。自分の目的が揺れていると、些細なことで心がざわつくし、嫉妬や劣等感に振り回されることもある。そんな状態からどう距離を取ればいいのか、ぼく自身ずっと迷ってきました。 『仕事に悩む君へ』は、そういう「気持ちが散らかりやすい時」に効く本でした。たとえば、まず目の前の仕事そのものに集中する姿勢を取り戻させてくれること。周囲の年収や評価に心が動くのは自然だけれど、そこは自分の力の及ばない部分で、考え方のほうは自分で扱えるんだと丁寧に示してくれます。また、やりたいことを見つけるのではなく、動きながら細かい要素を拾っていく発想は、進路に迷ったときの息抜きにも近い実践的さがあります。さらに、お金や肩書を価値の基準にしがちな自分に気づいたとき、その背景にある社会の仕組みまで踏み込んで視点を整えてくれるのも、この本ならではだと思います。 特に、自分の劣等感がどこから来ているのかを言語化できずに苦しんでいる人には、かなり刺さるはずです。悩みを一気に解決してくれるような派手さはないけれど、気持ちの散らかりを少しずつ片づけてくれるような一冊でした。
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出版社による紹介
「豊かさとは何か」 「良好な職場環境とは何か」 「天職とは何か」 「働くため自分を変ることはできるのか」 「一人でいることは悲しいことか」 仕事をする中、人々はさまざまな悩み、疑問に直面します。 しかし一度立ち止まり、視野、そして時間、空間を超えて思考することで、私たちは生き方の選択肢の多さに気づくことができるはずです。 本書は“知の巨人”である佐藤優氏が分かりやすく賢人たちの思想を解説し、理解を導いてくれる哲学の実用書。 働くことを考える上で大切な思想、幸せに働くための思考の軸を作るため、現代人必須の一冊です。 ----------------------------------------- 中小企業に勤めるシマオ君は悩み多きミレニアル世代。 周りの友達と給料の差は広がり、転職活動はうまくいかない。 仕事のやりがいもわからなくなったシマオは、学生時代にキャットシッターをしていた作家・佐藤優さんの家へ訪れ、働く上で直面する悩みを吐露する。 そんなシマオに、佐藤優さんは哲学、経済、歴史、古典などあらゆる方面から、シマオの悩みの本質、それを解決すべき思索を提案。 マルクス、ケインズ、アリストテレス、ニーチェなど歴史的賢人とととに、佐藤氏自身の経験を混えた教訓は、悩める全ての社会人に向けた「働くための思考の筋トレ」「知的教養の実践書」とも言えます。 「何のために仕事をしているか分からない」という人 メディアに溢れる「好きを仕事に」「やりたいことで生きる」「何者かになりたい」というキラキラ思考に疲れた人 「人間関係に疲れ、会社に行きたくない」という人 「仕事が評価に繋がらない」という人 「自分の限界が見えて先が見えない」という人 全ての働く社会人へ 佐藤優氏からの応援の書が「はたらく哲学」です。 <本書に登場する賢人たち> ・アダム・スミス ・カール・マルクス ・ジョン・メイナード・ケインズ ・大川周明 ・エピクテトス ・ヴィルフレド・パレート ・エトムント・フッサール ・アリストテレス ・チャールズ・サンダース・パース ・ルネ・デカルト ・マックス・ウェーバー ・新島襄 ・三木清 ・夏目漱石 ・パール・フ・デ・スピノザ ・フリードリヒ・ニーチェ ・トマーシュ・ガリッグ・マサリク ・ゲオルク・ヴィムヘルム・フリードリヒ・ヘ ーゲル ・ハンナ・アーレント
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