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道なき未知 (ワニ文庫)

道なき未知 (ワニ文庫)

森博嗣

ベストセラーズ / 2019-05-24

累計読者数3
平均ハイライト数 25.3件/人
推定読了時間 約4時間2分
star総合評価 62/100
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この本について

やる気が急にしぼんだり、自分の選んだ道に自信が持てなくなったり、気づけば「何をしたらいいのか」さえ分からなくなることがあります。頭では前に進まなきゃと思いつつ、実際は寄り道ばかりで、そんな自分に少し落ち込む。僕もよく同じところでつまずきます。 森博嗣『道なき未知』は、この“寄り道してしまう自分”に、少し違う角度から光を当ててくれる本でした。道草をしているという自覚さえあれば、それはただの迷走ではなく、後でじわっと効いてくる蓄積になるかもしれない、という視点。さらに、正しいかどうか分からないままでも、自分なりの理屈や仮説をひとまず信じて歩き出すことで、少しずつ景色が変わっていく感覚。結果が追いついてくる瞬間に、人間って案外すごいなと思えるところも、この本が背中を押してくれる部分です。 大げさな励ましはありませんが、迷ったときの地図を「自分で描きながら進むしかない」という当たり前のようで見落としがちな姿勢を、静かに思い出させてくれます。道に迷っている最中の人、寄り道ばかりで焦っている人に、特にしっくりくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「生きづらさ」を「生きやすさ」に 変える「発想」というマジック 作家・森博嗣が伝授する万能の秘訣 「今、この本に出会えてよかった。」と、思える本との出会いは最近ありましたか? あなたが大切にする人に、どうしても教えてあげたい本を何冊持っていますか? 言葉を使うこと、そして考え追究することを職業としてきた作家森博嗣の思考と発想のエッセンスが凝縮された「あなた」のための一冊。 そして「あなたが大切にする人」のための一冊でもあります。 (以下本文より抜粋) 道は、歩かなければ行き着けない。道が人を運んでくれるのではない。人を歩かせるものは、道を見ている目、見えない先まで思いを馳せる頭、そして、一歩ずつ繰り返し交互に前に出る足である。 道の先にあるものは未知だ。なにかがありそうな気がする。この予感が、人を心を温める。温かいことが、すなわち生きている証拠だ。 したがって、行き着くことよりも、今歩いている状態にこそ価値がある。知識を得たことに価値があるのではなく、知ろうとする運動が、その人の価値を作っている。 たとえば、人生という道だって、行き着く先は「死」なのだ。死ぬことがこの道を歩く目的、価値ではないことくらい、きっと誰でもわかっているだろう。
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