
齋藤孝のざっくり!日本史――「すごいよ!ポイント」で本当の面白さが見えてくる (祥伝社黄金文庫)
齋藤孝
累計読者数5
平均ハイライト数 4.2件/人
star総合評価 31/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%
この本について
歴史の本を読んでいて、「結局この時代の人たちって、何を大事にして動いていたんだろう…」みたいなモヤモヤが残ることってありませんか。知識として覚えても、自分の感覚とつながらないというか、地続きにならない感じです。僕も日本史がまさにそれで、ずっと距離を感じていました。 この本が面白いのは、江戸の藩を「独立した国」として扱う視点や、明治の中央集権化を“お殿さまを消す”という具体的な一手で説明してくれるところです。そうやって読むと、地方と中央の距離感の変化が、今の県や行政にもそのまま影を落としているのが分かってきます。藩士の忠誠心が大名に向いていた、俸禄が土地や米で支払われていた、そんな細部が「人が何に従って動いていたか」を立体的に教えてくれるんですよね。 さらに空海の章では、宗教を“思想”としてではなく、“人の潜在力を引き出す技法”として描くので、歴史の人物が急に現代的な存在に見えてきます。神秘主義を、実体験を重視する営みとして説明しているのも、精神世界を身近にしてくれる部分でした。 知識よりも「感覚で日本史をつかみたい人」に刺さると思います。細かい年号より、時代の空気や人の動き方をつかみたいタイプには、特にしっくりくる一冊でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの74%が集中しています。
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