
「けテぶれ」宿題革命!
葛原祥太
学陽書房 / 201907
この本について
勉強って「やったはずなのに、身についてる気がしない」とか「子どもにどう声をかけたらいいのか分からない」とか、そんな小さなつまずきが積み重なってモヤモヤしていくことがありますよね。頑張っているのに成果が曖昧で、方法が合っているのかも自信が持てない。僕も似たような気持ちを抱えてきたので、正解が見えないあの感じはよく分かります。 『「けテぶれ」宿題革命!』は、そのモヤモヤに“手触りのある改善”をくれる本でした。特に刺さったのは、まず「能力じゃなくて方法を見る」という姿勢です。できなかった理由を自分の力に求めず、どうやったかに目を向けるだけで、前に進む余白が生まれるんですよね。そして、毎日の小さな計画とテスト、大きなサイクルでの振り返りがちゃんとつながっていく構造がすごくリアル。頭に浮かんだ考えを数秒で逃さないために文字にして捕まえる、という話も、実際の学習や仕事にすぐ転用できる感覚があります。 さらに印象的だったのは、交流会の存在です。自分だけの工夫では行き詰まっていても、他の人のノートを見るだけで一気に視界が拓けたりする。子どもたちの変化がそこから生まれるという話は、大人の僕らにもそのまま響くところがありました。「自分のやり方を探していく」って、年齢問わずずっと続くテーマですよね。 自分や子どもに「学習のやり方が分からない」という悩みがある人。あるいは、努力をどう支えればいいのか迷っている人。そんな方に静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
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