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流行に踊る日本の教育

流行に踊る日本の教育

石井 英真, 熊井 将太, 川地 亜弥子, 藤本 和久, and 赤木 和重

累計読者数5
平均ハイライト数 20.2件/人
推定読了時間 約6時間24分
star総合評価 63/100
trending_up後半加速型
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この本について

最近、「個別最適化」や「EdTech」の言葉だけが一人歩きしていて、なんとなく置いていかれる感じがする…そんなモヤモヤを抱える人、多いと思います。現場の複雑さはそのままなのに、提示される解決策だけはやけにスマートで、“これで本当に子どもに向き合えるのか?”という違和感が消えないんですよね。僕自身もそこがずっと引っかかっていて、この本を読んでようやく言語化できた感があります。 本書が効いてくるのは、流行の教育改革を丸ごと否定するでも礼賛するでもなく、「そもそも何が問題で、どこがズレているのか」を具体的な場面から示してくれるところです。たとえば、データで子どもをマッチングしていく発想のどこに落とし穴があるのか、学び合いが前提になっていない自学自習モデルがなぜ特別支援の子を取り残しやすいのか、教師を“いなくてもいい存在”にしてしまう論理がどこから生まれるのか…。読んでいると、単に技術が悪いとか古いとかではなく、「子どもの学びの経験」を置き去りにしていないかを問い直す視点が自然に育ちます。 一方で、カリキュラムをどう動かすかという話になると、地域や子どもの実情と結びつけた“地に足のついた改善”の積み上げが描かれていて、外から来る新しそうな言葉に振り回されず、すでに自分の授業でできていることを見つめ直す力も戻ってきます。流行に対して距離を取りつつ、現場を諦めない姿勢が心地よい一冊でした。 「新しい教育」を信じ切れないけれど、古いものに戻りたいわけでもない人に、ちょうどいい温度で刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

改革を扇動する言葉に踊らされず、安易な批判や復古趣味に陥ることなく、未来志向で地に足のついた教育のもつ真の力を再考する!
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