ヨムナビ
読書会入門 人が本で交わる場所 (幻冬舎新書)

読書会入門 人が本で交わる場所 (幻冬舎新書)

山本多津也

幻冬舎 / 2019-09-25

累計読者数11
平均ハイライト数 13.8件/人
推定読了時間 約2時間10分
star総合評価 58/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 40%

この本について

最近、誰かと話していて「結局みんな同じ景色しか見ていない気がするな…」と感じることが続いていました。自分の考えが行き詰まっているのか、それとも周りとの関わり方に偏りがあるのか。そのモヤモヤを放置したまま読むだけの読書を続けても、どうにも伸びしろが見えない。そんなときに手に取ったのが、この『読書会入門』でした。 読書会というと堅い集まりを想像していたんですが、本書で語られるのはもう少し人間くさい場です。たとえば「煮え切らない状態を抱え続ける力が知性になる」という話。白黒つけずにグレーにいる時間って、ひとりだと不安だけど、他人の視点が混ざると妙に落ち着く瞬間があります。自分にない視座を、否定されない環境で受け取れることが、思った以上に効くんです。さらに、読んだ感想を自分の言葉にして伝える過程で、ぼんやりした考えが急に立体化していく感覚もありました。 もう一つ刺さったのは、強い絆だけに寄りかかっていると環境に飲まれる、という指摘です。同質の関係だけで固まると、楽だけど成長は鈍る。そこに弱い絆を少し混ぜることで、自分の思考の癖や限界に気付ける。これは読書会に限らず、仕事でも人間関係でも同じだなと感じました。 一人で読む読書が好きだけれど、どこか物足りなさを感じている人には特に刺さると思います。普段の生活では出会えないノイズを、ほどよい距離感で取り込むためのヒントが、丁寧に詰まった一冊でした。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本の感想を複数人で語り合う「読書会」は、一人の読書よりも格段にメリットが多い。誰かの意外な感想が、自分に足りない視座を教えてくれ、理解できなかった箇所は、他の参加者が補ってくれる。課題本は、ビジネス書、小説、哲学書なんでもいい。感想を自分の言葉で表現する行為は、新しい自分の発見へもつながる。参加の仕方、会の開き方からトラブル対処法まで、日本最大規模の読書会主催者がその醍醐味を伝授。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要