
40分でインサイドセールスの考え方がわかる本
野口優帆
この本について
営業まわりの話をしていると、「結局どこから手をつければいいか分からない」「訪問中心のやり方がしんどいわりに成果につながりにくい」という声をよく聞きます。僕自身も、移動に時間を取られたり、確度の低いリードに振り回されたりして、気づけば一日が溶けていることがありました。 この本は、そんなモヤモヤを“構造で捉え直す”きっかけになります。特に刺さるのは、リードの確度をあいまいにせず、基準に沿って機械的にラベリングする発想です。なんとなく当たるのではなく、Aなら訪問、BならWeb会議、Cなら資料提供というように、対応を最初から分けておく。これだけでも「今やるべきこと」が見えるようになります。また、インサイドセールスなら施策を高速に試せるので、うまくいった打ち手をフィールドセールスに展開していく流れも具体的でした。見込み顧客の成長を前提にした考え方は、ナーチャリングを“実務レベルの行動”に落とし込んでくれます。 さらに新人教育の話も現実的で、訪問だと1日3件が限界でも、インサイドなら何倍もの商談に同席できる。営業組織としてどこがボトルネックなのか、自然と見えてくる構成でした。 訪問中心のやり方に限界を感じている人、あるいは「リードはあるのに前に進まない」と悩んでいる人には特に刺さると思います。インサイドセールスの専門書というより、営業の“渋滞ポイント”をほどく本に近い一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
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