
TikTok 最強のSNSは中国から生まれる
黄未来
ダイヤモンド社 / 2019-10-31
この本について
SNSを触っていると、「なんであの人の投稿は伸びて、自分のは埋もれるんだろう…」みたいなモヤモヤが出てきませんか。アルゴリズムの話は聞くけれど、結局“中で何が起きているのか”はよく分からないまま。それでも発信を続けたい気持ちはあるから、余計に迷うんですよね。 この本が面白いのは、TikTok をただの若者向けSNSとしてではなく、「検索よりもレコメンドに振り切った最初の大規模サービス」として扱っているところです。だから、なぜ投稿ハードルがこんなにも低く、なぜ日本でもじわじわ広がるのかが、具体的なシーンで腑に落ちます。たとえば、加工や音楽が“盛ってくれる”ことで自分を必要以上に作らなくて済む話や、世界の20代がほぼ同じものを面白がる構造など、日頃なんとなく感じていた現象が言語化される感覚があります。また、インドやアメリカ、中国など国別の事情も描かれていて、「文化や所得差があるのに、なぜショートムービーはここまで浸透するのか」という視点が広がります。 読んでいて特に刺さったのは、「プラットフォームの強さの核がどこにあるか」を見る重要性を繰り返し強調しているところでした。SNS選びって勢いで決めがちですが、TikTok が“なぜ伸びるのか”を理解しておくと、自分がどこで何を育てるべきかの判断が少し楽になります。仕事で発信している人はもちろん、趣味の延長で続けている人にも役に立つと思います。 特に、発信に疲れているけれど、もう少し自分のペースでSNSを使いたい人に刺さる一冊でした。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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