
プラトン哲学への旅 エロースとは何者か (NHK出版新書)
納富 信留
累計読者数7
平均ハイライト数 38.4件/人
推定読了時間 約4時間44分
star総合評価 70/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 30%
この本について
最近、「今の見方がどこか薄っぺらい気がする」「目の前の正しさに自信が持てない」と感じることが多い人、いると思います。変わりたい気持ちはあるのに、いざ後ろを振り返ろうとすると不安が勝って、結局いつもの場所に戻ってしまう。自分でも理由がよく分からないまま、そんな堂々巡りを続けてしまうんですよね。 この本は、そういう“視点が動かない感じ”にそっと手を添えてくれます。たとえば、愛や美を「一人で到達するものではなく、誰かと一緒に階段を上るような経験」として描く場面があります。恋愛論というより、人との関わりの中でしか見えない景色があるという話で、読むと自分の人間関係の解像度が少し上がります。また、エロースを「満たされないまま求めつづける存在」として捉える視点は、足りなさばかりを責める癖にブレーキをかけてくれます。欠けているからこそ動ける、というあの感覚です。 さらに、ソクラテスが相手の生き方を吟味しながら対話したというエピソードは、「言葉で勝つこと」と「相手と一緒に考えること」がまったく違う行為だと気づかせます。日々のコミュニケーションの姿勢そのものが、じんわり変わる本です。 表面的な“前向きさ”より、自分の中の欠けや迷いときちんと向き合いたい人に刺さると思います。私自身、読む前と後で、世界の明るさというより“厚み”が変わった感じがありました。そんな読書体験を求める時期にあるなら、一度手に取ってみてもいいかもしれません。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
愛することが哲学だ――当代随一の西洋古代哲学者が、プラトンの名著『饗宴』を再現して挑む、前代未聞のギリシア哲学入門書。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





