
ネオサピエンス 回避型人類の登場 (文春e-book)
岡田 尊司
文藝春秋 / 2019-11
累計読者数3
平均ハイライト数 13.3件/人
推定読了時間 約4時間52分
star総合評価 54/100
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この本について
人といてもどこか距離がある感じとか、頑張りたい気持ちがあるのに燃料が湧いてこないとか、そういう説明しにくいモヤモヤを抱えたまま日々を回している人って多いと思います。自分でも「何を望んでいるのかよくわからない」という感覚があると、原因探しも難しくて、ただ疲れてしまうんですよね。 この本は、そこに「性格」でも「甘え」でもない、もう少し大きい枠組みの説明を与えてくれます。たとえば、欲が育ちにくい環境で育つと、そもそも願望そのものが弱くなるという指摘は、努力の問題にしがちな自分の考えを少しゆるめてくれました。さらに、感情を抑えることで不快だけでなく「喜び」まで弱まるという話も、疲れやすさの正体を別の角度から見せてくれます。愛着の薄さが、自分の輪郭の曖昧さにつながるという説明は、日常の些細な違和感にもあてはまって、読みながら何度も手が止まりました。 未来の話や遺伝の話も出てきますが、結局は「自分の感じにくさ」や「人との距離感」をどう理解するかというテーマに通じています。もしあなたが、他人と比べて冷めている気がするとか、やりたいことが見えづらいと感じているタイプなら、かなり手触りのある視点をもらえるはずです。
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出版社による紹介
かつて数万年単位で起きた人類の進化が、いまや数十年で起きようとしている。心の絆を求めない人々の登場に、あなたは耐えられるか。
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