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希望の国のエクソダス (村上龍電子本製作所)

希望の国のエクソダス (村上龍電子本製作所)

村上 龍

累計読者数8
平均ハイライト数 4.9件/人
推定読了時間 約9時間2分
star総合評価 53/100
trending_up後半加速型
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この本について

仕事でも日常でも、「この国の仕組みって、なんでこんなに変わらないんだろう」と感じる瞬間がけっこうあります。口では“変化が必要だ”と言いながら、実際は誰も本気で動かない空気に巻き込まれて、自分の感覚のほうが間違っているのかも…と迷うこともあります。 『希望の国のエクソダス』は、そのモヤモヤを少しだけ言語化してくれる小説でした。抜粋が刺さった人は、おそらく「大人の論理が現実にまったく対応していないことへの違和感」や、「古い価値観に縛られる社会で生きる窮屈さ」に反応しているんだと思います。そして作中の中学生たちが、金融や“新しい信用”を自分たちで作ろうとする姿が、単なる反抗ではなく“視点を変える”行動として描かれているのが印象的です。彼らの挑戦は必ずしも美談ではないし、リスクもある。それでも、既存の枠に収まらない思考を許してくれる余白があります。 全体として、この本は「壊れかけた社会で、自分の感覚をどう扱うか」を考えたい時に役立ちました。正解は提示されないけれど、閉塞感の正体を少し外側から眺められるようになる。そんな距離感の変化が得られます。 今の言語や価値観の枠組みに違和感がある人に、特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

2002年秋、80万人の中学生が学校を捨てた。経済の大停滞が続くなか彼らはネットビジネスを開始、情報戦略を駆使して日本の政界、経済界に衝撃を与える一大勢力に成長していく。その後、全世界の注目する中で、彼らのエクソダス(脱出)が始まった―。壮大な規模で現代日本の絶望と希望を描く傑作長編。
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