
サイバー戦争の今
山田敏弘
ベストセラーズ / 2019-12-24
この本について
サイバー攻撃のニュースって、聞くたびに「結局、自分の生活にどこまで関係あるんだろう…」と距離を取りたくなることがあるんですが、同時にどこか落ち着かない感じもあるんですよね。情報を守る仕事じゃなくても、会社のパソコンや家のデバイスが攻撃されると想像しただけで、足元がフワッとするような不安が残るというか。 この本は、そういうモヤモヤに対して「いま世界で起きていることを、現実として一度ちゃんと見てみよう」と背中を押してくれる内容でした。例えば、イランの核施設を破壊した「オリンピック・ゲームス作戦」が、単なる映画的な話ではなく、国家同士が実際にやり合っている“戦争の新しい形”だとわかると、自分が立っている場所がほんの少しだけ変わる感覚があります。また、BECで企業が一瞬で数十億規模の損害を受けるケースや、内部にUSBを持ち込ませてマルウェアを仕込むような“人を介した攻撃”まで描かれていて、サイバー空間が想像以上に生活と地続きであることが腑に落ちます。 ただ怖がらせる本ではなくて、こうした事例を知ることで、自分の仕事や日常に「どこに弱点がありうるのか」「どの程度の想像力を持つべきか」が見えてくるところが、個人的には一番の効きどころでした。世界の話を読んでいるようで、自分の足元を見る時間にもなる本です。 テクノロジーにそこまで詳しくなくても、「知らないまま放っておくほうが逆に不安」という人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





