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サイバー戦争の今

サイバー戦争の今

山田敏弘

ベストセラーズ / 2019-12-24

累計読者数3
平均ハイライト数 8件/人
推定読了時間 約2時間25分
star総合評価 48/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

サイバー攻撃のニュースって、聞くたびに「結局、自分の生活にどこまで関係あるんだろう…」と距離を取りたくなることがあるんですが、同時にどこか落ち着かない感じもあるんですよね。情報を守る仕事じゃなくても、会社のパソコンや家のデバイスが攻撃されると想像しただけで、足元がフワッとするような不安が残るというか。 この本は、そういうモヤモヤに対して「いま世界で起きていることを、現実として一度ちゃんと見てみよう」と背中を押してくれる内容でした。例えば、イランの核施設を破壊した「オリンピック・ゲームス作戦」が、単なる映画的な話ではなく、国家同士が実際にやり合っている“戦争の新しい形”だとわかると、自分が立っている場所がほんの少しだけ変わる感覚があります。また、BECで企業が一瞬で数十億規模の損害を受けるケースや、内部にUSBを持ち込ませてマルウェアを仕込むような“人を介した攻撃”まで描かれていて、サイバー空間が想像以上に生活と地続きであることが腑に落ちます。 ただ怖がらせる本ではなくて、こうした事例を知ることで、自分の仕事や日常に「どこに弱点がありうるのか」「どの程度の想像力を持つべきか」が見えてくるところが、個人的には一番の効きどころでした。世界の話を読んでいるようで、自分の足元を見る時間にもなる本です。 テクノロジーにそこまで詳しくなくても、「知らないまま放っておくほうが逆に不安」という人に向いています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

●北朝鮮のミサイルはアメリカがウイルスを使って落としていた ●マルウェアに感染した高速増殖炉もんじゅが遠隔操作で破壊されたら ●京アニを襲撃した青葉容疑者もダークウェブ「トーア」を使っていた IoT化が進むなか、すべての電子機器が一斉に乗っ取られるリスクも大いに高まっている。 今年10月には、危機感を募らせた日本政府は日本のインフラがサイバー攻撃にあった場合、 その報告を義務づける法案を採択(全然報道されていないが)。 事実、高速増殖炉もんじゅがマルウェアに感染していたこともあり、 日本も決して対岸の火事ではない。 本書はこれら現在のサイバー戦争のフロントラインを追い、詳しく解説。 そのうえで日本はどうするべきなのかを問うものである。
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