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【合本】憲法判例百選I・II(第7版)

【合本】憲法判例百選I・II(第7版)

長谷部恭男, 石川健治, and 宍戸常寿

累計読者数5
平均ハイライト数 47.6件/人
star総合評価 65/100
start序盤集中型
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この本について

仕事で法令を扱っていると、「この規制って、どこまでが許される範囲なんだろう」「裁量って結局どこで線が引かれるのか」みたいな、うまく言語化できないモヤモヤが積み重なることがあります。判例を読もうとしても、目的審査や合理性の見極めがごちゃっとしていて、結局どう理解すればいいのか迷うことも多いと思います。 この『憲法判例百選』は、そのモヤモヤを“厳しいスローガンで一刀両断する”タイプではなく、実際の事例に沿って「何を考慮したのか」「どこまでが許されるのか」という思考の筋道を丁寧に見せてくれます。たとえば、財産権なら性質の変更幅と公益をどう比較するのか、職業の自由なら必要性と合理性のバランスをどこで取るのか、精神的自由に触れるなら拡大解釈の危険をどう避けるのか——そのあたりが、読者の抜粋にも表れているように、かなり現実的な目線で整理されているんですよね。 読んでいると、単なる「合憲・違憲」の結論ではなく、目的と手段の関連性をどう評価するのか、立法府の裁量をどこまで尊重して、どこからが行き過ぎになるのか、といった“線の引き方”がだんだん掴めてきます。現場で判断に迷うときに、拠り所として落ち着いて考え直せる土台ができる感じです。 特に、規制の必要性や合理性を「一般論ではなく事柄の性質ごとに考えたい人」に刺さると思います。

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