
入門 インテグラル理論
鈴木規夫, 久保隆司, and 甲田烈
累計読者数5
平均ハイライト数 79件/人
推定読了時間 約6時間8分
star総合評価 80/100
trending_up後半加速型
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この本について
最近、いろんな価値観が一度に目の前に並んでいて、どれを基準に考えればいいのか分からなくなることがありませんか。自分の視点にも限界がある気はするけれど、他の立場に乗り換えるのもしっくりこない。そんな宙ぶらりんな感覚に、僕自身かなり長く悩まされてきました。 『入門 インテグラル理論』は、その混雑した頭の中に「地図」を置いてくれる本でした。特定の価値観に答えを求めるのではなく、人が世界をどう見ているのかを、段階や状態として扱ってくれる。たとえば、自分が今どの発達段階のレンズで世界を見ているのかに気づくと、なぜ噛み合わない議論が起きるのかが急に理解できたりします。また、「真・善・美」という三方向の視点をそろえて見ようとすると、普段とはちがう問いが立ち上がって、判断が少し落ち着くんですよね。さらに、今の自分のアイデンティティを守るだけでは次に進めない、という指摘が個人的には強く刺さりました。成長って加算じゃなくて、いったん手放すところから始まるのか、と。 大げさに世界を変えるような話ではないのですが、思考のクセに気づきたい人や、複数の価値観のあいだで疲れやすい人には静かに効いてくる本だと思います。自分の立場を絶対視しないでいたいけれど、ただの相対主義に落ちたくない、そんな人に刺さります。
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出版社による紹介
『ティール組織』の理論モデルであり、「アメリカ最大の思想家」ケン・ウィルバーが体系化したインテグラル理論の概要をつかむ。
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