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インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

ケン・ウィルバー, 加藤洋平, and 門林奨

日本能率協会マネジメントセンター / 2019-06-30

累計読者数13
平均ハイライト数 28.7件/人
推定読了時間 約6時間44分
star総合評価 57/100
start序盤集中型
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この本について

最近、「自分の考えってどこまで自分のものなんだろう…」とぼんやり感じることが増えました。周りの空気に引っぱられたり、逆に内面ばかり覗き込んで世界とのつながりを見失ったり。考えれば考えるほど、自分の立ち位置がよくわからなくなるあの感覚です。 『インテグラル理論』を読んでみて思ったのは、この混乱そのものが“発達の途中にあるサイン”として丁寧に説明されていることでした。たとえば、自分の属する集団の視点から離れるのがなぜこんなに難しいのか、あるいは多様性を尊重しながらも「どこまで受け入れるべきか」で迷う理由など、日常でつまずくポイントを発達段階という地図で読み解いてくれます。また、内面だけ磨けばいいという話でもなく、外の世界の構造を理解しないと本当の変化は起きないという指摘も、自分にはけっこう刺さりました。 この本は、答えを押しつけるタイプではありませんが、「自分の視点がどの段階にいるのか」や、「なぜあの議論はいつも噛み合わないのか」といったモヤモヤを少し整理してくれます。世界観に疑いをかけられると反発したくなるあの心の動きも、構造として説明されると少し距離を置いて見られるようになります。 自分の思考や立場にちょっと行き詰まりを感じている人に、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本書の著者であるアメリカの思想家ケン・ウィルバーが提唱した「インテグラル理論」は、人・組織・社会・世界の全体像をより正確につかむフレームワーク。「インテグラル(統合的)」であるとは、差異の中にある共通性を大切にすること、多様性の中にある統一性を尊重することを意味します。多様化、複雑化した世界を読み解き、人・組織・社会というあらゆるセクターで存在している課題に向き合うにあたり、大きなヒントを与えてくれるものです。現実的に、私たちが生きている社会は、複雑化の一途をたどっています。昨今目覚しい発展を遂げているAIやブロックチェーン技術の台頭は、新たな恩恵をもたらす一方で、新たな課題を生み出しているのもまた事実です。こうした現実に直面した私たちに対して、「インテグラル理論」が与えてくれる示唆のひとつは、「個人の内面、そして社会・文化の発達度合い」という視点です。哲学、心理学、人類学、社会学、宗教、生物学、システム科学など多様なテーマ、ジャンルを統合的に捉えることを通して、「人・組織・社会の健全な発達のモデル」を示しました。人材開発、組織開発、事業構想、社会課題の解決・・・・・・本書が示す成長モデルは、VUCA時代のリーダーに大きな示唆を与えてくれます。
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