
新規顧客が勝手にあつまる販促の設計図 「営業スタッフを使わない」「下請けもやらない」中小企業が売上を伸ばすための法則
中野 道良
この本について
営業の場で「売り込みっぽくなるのがどうしても苦手」とか、「せっかく見込客と話せても、その後につながらないまま消えていく…」みたいなモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。頑張って動いているのに、相手の温度感を読み切れず空回りするあの感じ。抜粋を見ても、同じところに引っかかっている方が多いのがよく分かります。 この本が面白いのは、“いま目の前の客に売る”という発想ではなく、「そのうち客」を育てて関係を継続する仕組みをどうつくるか、という視点にガッと舵を切っているところです。見込客がネットで情報を集めている段階から、こちらが何を差し出せば興味を持ってもらえるのか。スペックではなく、相手が判断に必要としている知識やヒントをどう届けるか。そういう「誘引」の工夫を積み重ねることで、売り込みなしでも自然と次の商談が生まれる流れを設計しています。 僕自身、「成約しなかった相手に何をしていいか分からない」という壁に何度もぶつかってきましたが、この本の“再度の商談を自動的に生み出す”という発想にはかなり救われました。相手が次年度の予算タイミングで思い出してくれるとか、部署違いの紹介につながるとか、そういう“小さな芽”が実際に動き出すのを感じています。 営業活動に疲れつつも、「とはいえ関係性を切らさずに仕事につなげたい」と悩んでいる人には特に刺さると思います。売り込みをやめても売上をつくれるやり方が、本当に地に足のついた形で書かれています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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