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「戦術脳」を鍛える最先端トレーニングの教科書 欧州サッカーの新機軸「戦術的ピリオダイゼーション」実践編

「戦術脳」を鍛える最先端トレーニングの教科書 欧州サッカーの新機軸「戦術的ピリオダイゼーション」実践編

山口遼

累計読者数4
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star総合評価 54/100
start序盤集中型
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この本について

サッカーの本と聞くと、「自分の仕事や日常には関係ないかも」と思いがちですが、チームを動かす悩みって、現場でも職場でもけっこう似ています。全体が重い理由がどこにあるのか分からなかったり、指示を細かく出しても結局うまく回らなかったり。自分もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 この本が面白いのは、「問題はいつも見えている場所にあるわけじゃない」という前提で物事を見直すところです。肺の不調の原因が腎臓にあるかもしれない、という例えがまさにそうで、チームや組織の動きも“部分”だけをいじっても改善しないことがある。そこで大事になるのが、サブシステム同士の関わり方や、シンプルなルールから自然に秩序が生まれる「自己組織化」という視点で、これが読んでいて驚くほど日常のマネジメントと重なります。 特に刺さったのは、「正解を用意するより、状況が解決策を引き出すように設計する」という考え方です。選手に“速く走れ”と言うのではなく、“速く走らないと成立しない環境”をつくる。その発想は、メンバーに主体性を求めるときのヒントにかなり近い。創発が起きる条件は何か、どの階層で判断が生まれるのか、といった視点が、仕事にもそのまま応用できます。 構造が絡み合って動く現場で、「どうすればチームが勝手に良くなる流れを作れるのか」を考え続けている人に刺さる一冊です。

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