
リーダーシップ教育のフロンティア【実践編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」
中原淳、高橋俊之、舘野泰一
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この本について
チームで動く場面になると、つい「前に出ないといけないのかな」とか、逆に「自分なんかが意見していいのか」と迷ってしまうことが多いですよね。指示を待つのも違うし、かといってリーダーらしく振る舞うのもピンとこない。自分なりの動き方が見つからず、モヤモヤだけが残る感じがあります。 この本が面白いのは、いわゆる“立派なリーダー像”を目指させるのではなく、「それぞれが持っている強みをどう動かすか」という視点でリーダーシップを描いているところです。たとえば、全員が発揮できるリーダーシップを前提にして、ちょうど背伸びすれば届く課題を設計する話や、質問を起点に場を動かす工夫など、日常の仕事にもそのまま持ち込めるヒントが多い。自分が何を大事にしていて、どんなやり方がしっくりくるのかを見直せるのも大きな収穫でした。 また、「本気を出す必然性をどう作るか」「やれると感じてもらうには何を整えるか」など、育成する側の視点もかなり実践的です。リーダーシップを“教える”のではなく、経験と仕組みを使って“引き出す”アプローチが丁寧に書かれていて、後輩指導の場面でも助かりました。 自分のリーダーらしさがまだ定まっていない人、あるいは誰かの成長を支える立場にいる人には、特に刺さる一冊だと思います。
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