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なぜネギ1本が1万円で売れるのか? (講談社+α新書)

なぜネギ1本が1万円で売れるのか? (講談社+α新書)

清水寅

講談社 / 2020-10-22

累計読者数5
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約2時間58分
star総合評価 44/100
trending_up後半加速型
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この本について

仕事でも副業でも、「ちゃんと価値を出してるはずなのに、価格だけ上げられない」という悩みってありますよね。努力はしているのに、相場に引っ張られたり、交渉で押し切られたり、結局“自分の力ではどうにもならない壁”にぶつかる感じ。僕もそこに長くモヤモヤしていました。 この本を読んで刺さったのは、「価値を上げる」と「価値が伝わる場所で売る」はまったく別の話だという視点です。著者がやったことは、奇跡のネギを作ったわけではなく、購買力の強い市場にどう乗せるかを徹底的に考えたこと。たとえば、ほんの10本の超高級ネギを作ることで、残り200万本の価格まで底上げされた話は、単に“高級品を作る”という発想ではなく、「基準点そのものを作り直す」という行動の話なんですよね。 さらに、売り手側の取り分や物流の構造を理解したうえで、どれだけ作り、どこに届けるかを逆算しているところも現実的で、個人の仕事にも置き換えやすいです。力技ではなく、土壌のpHを変えるように環境側を整える発想は、価格や評価に悩む人ほどしっくりくると思います。 「自分の価値を“適切に伝わる場所”に置けていない気がする人」に静かに効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

失敗に次ぐ失敗、それでも僕たちは、ネギ界のダイソンを目指す! ミシュラン星付きのシェフは唸り、スーパーのバイヤーたちは喜び、大手種苗会社の営業担当者は膝を打つ。「ブランド創り」「マーケティング」「営業の肝」「働き方」・・・・・・、常に革新を求める彼のネギにはビジネスのすべてが詰まっている!! 風雲児による、おもしろすぎる経営論。 ●相手を見極めるのがポイント ●常識を疑え ●物量は力なり ●3本セットから2本セットに替えた理由 ●なぜスーパーに営業をかけたのか ●高いものを安く見せる ●作業はバックが鉄則 ●土寄せの極意 ●有機肥料が良い理由 ●作業を時速で考える ●畑は小さいほうがいい ●端っこ2メートル問題 ●サポート係で3割の生産性向上 ●自分のペースで働ける会社に 清水寅、身長158センチ。「初代葱師」を名乗る彼は、「ねぎびとカンパニー」という会社の経営者でもある。高校卒業後、金融系会社に就職。その後営業で頭角を現し20代で7社の社長を歴任。そこから30歳でまったく無縁だった農業の世界に飛び込み、ネギ農家に。多くの失敗を重ねながら、持ち前のバイタリティと探究心、そしてサラリーマン時代に培った経営感覚で、農の世界で大きな渦を巻き起こしている。
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